
こんにちは。
神奈川・相模原の里山(相模湖)で自然農を営む「すどう農園」です。
上の写真はキクイモにカボチャが巻き付いている様子です。
アメリカ先住民の農法に「三姉妹」というのがあるそうです。
トウモロコシを支柱代わりにしてインゲンが巻き付き、トウモロコシの並んだ株元をカボチャが這っていくというものです。パーマカルチャーのテキストや、その他の本でもイラストを見かけます。
トウモロコシも、インゲンも、カボチャも、どれもアメリカ大陸の原産です。
だから3姉妹。
アメリカ大陸の広さを考えれば、スペースを節約するというよりも、おそらくは自然界の共助・共生の形を取り入れたのでしょう。
しかしこれを日本で実際にやってみると、インゲンはあっという間にトウモロコシの背丈を超えます。
下の写真が、それです。
あさらに、地面を這うはずのカボチャまで巻き付いてきて、トウモロコシが可哀そうなことになります。これをやるなら昔ながらの背の高いデントコーンでないと無理がありますね。
まあ、なんでもそうですが、絵に描いたようには上手くいかないものですが、そんな体験を繰り返すことで経験値が上がってきます。「だったらこうしよう」とオリジナルな発想も湧いて愉しい。
やっぱり農業は、テキストの真似をするよりも、試行錯誤する方が楽しいものです。
それで今回は、キクイモに巻き付いたカボチャとしました。
そこでキクイモにカボチャを巻き付けてみました。この方が安定感がありますね。
どちらもアメリカ大陸の由来ですから、これは「二姉妹」で良いんじゃないかな。
キクイモは大変な勢いで拡散していくために、環境省からは好ましくない外来植物のお墨付きをいただいています。「自然農を学ぶ・さとやま農学校」でも写真のように波板で囲って育てています。
でも、こうして囲って群生すると強い強い。
3mを超えるときもありますが、普通の台風くらいでは何ともないです。
黄色いキク科特有の花が10月に咲き終わるのを目安い芋を掘り出すのですが、掘っても掘っても、なぜかまた出てくる(??)まるで潮干狩りの会のように、どこかから移動してきたとしか思えない。不思議な生命力・繁殖力です。
キクイモについてはこのブログでも何度か触れていますが、イヌリンという配糖体を含みます。
これは人間が消化吸収できないものなので、栄養にはなりません。コンニャクと同じです。
血糖値の急激な上昇を抑える効果があるとかで、糖尿病の方に愛用されることも多いようですね。


「さとやま農学校・見学会」が9月から再開します。
野菜作りを始めるには秋がベストシーズンです。
火照った世界も少しづつ静まり、空は高くなります。
静かに落ち着いた気持ちで、まずはできることから。
少しづつ、楽しいレベルで始めていきましょう。
同じ気持ちの人。
まったく違うバックグラウンドの人。
色々なご縁もできて、それはSNSでは得られないものです。
9月はすでに混んできました。
下のリンクからページをご覧ください。
さとやま農学校・現地の見学会

