
こんにちは。
神奈川・相模原の里山(相模湖)で自然農を営む「すどう農園」です。
各地での洪水、大雨、あるいは猛暑のニュースが飛び交う中、こちら相模湖は幸いにして、ことさらな災害も(いまのところは)なく、平穏に過ごせています。もちろん、この平穏がどこまでのものかはわかりませんし、今の太平洋でのエルニーニョが猛威を振るうのは、この秋から来年にかけてだそうです。そうなると、この先10月までの大型台風はリスクとして織り込んでおくべきでしょう。さらに年が明けての豪雪も、来てほしくないですが、ありそうです。2014年2月の豪雪は、積雪が1mにも及ぶ歴史的なものでしたが、あの時も線状降雨ならぬ線状降雪に見舞われたのでした。
とにかく、今できることはやっておくというのが当たり前の鉄則です。
というわけで「さとやま農学校」の課外授業でチェンソーワークを少しだけやり、そこで切った枯れ竹を炭焼きしています。燃料ではなくて、あくまでも畑に還すものです。

秋の炭焼き始まり。
昨今の9月は、残暑と台風が入り混じった後に、突然冬が来るから秋がありません。
でも、嘆いてばかりいないで、ひとつづつ季節の節目をつけて秋モードにしていきます。
となれば、やはり火です。
写真は全国で広まる「モキ式炭焼き器」です。
このブログでも何度か紹介しています。
本来の炭焼きは酸素を遮断して還元状態(蒸し焼き)にするところを、これはまったくのオープンエアのままです。これで熱を反射・集中・対流させることで非常な高温にして炭を焼く原理だそうです。
これは、江戸時代の製鉄の反射炉からヒントを得たのでしょうか?
なんともシンプルな形ですね。
概して良いデザインはシンプルです。
焼きあがり間近のタイミングで土をかけてから水で鎮火するのは「すどう農園流」です。
というか、すどう農園では細い竹も隅に焼くので、どうしても火加減が強くなりすぎると燃え尽きて灰になってしまいます。それをセーブするためには水よりも、軽く土をかけるのがコントロールしやすいと思うからです。炎がメラメラ立ってしまうようなときは、軽く土をかけて鎮めるのです。翌日、火が消えたところを掘り返して、その土をフルイにかければ、竹灰の混じった土が取れます。その土の使い方は色々です。
連日の雨で湿気は高いのですが、こんな時こそ焚火は有効です。
蒸し暑さを消してくれるような輻射熱が爽やかです。
昔の日本家屋は囲炉裏があったので、梅雨の逃げ場のない蒸し暑さには、小枝を焚いて湿気をしのいだようです。火を焚くことで室内の気温が少し上がりますが、そのぶんだけ相対湿度は下がるし、燻した煙が虫を避けてくれます。先人の知恵ですね。
しばらく雨まじりの日が続きそうです。
種まきを少しづつ始めます。
皆様の秋空に、平穏あれかし。



五感を開いて自然農を学ぶ
秋こそは、農業を学ぶのに最適のシーズンです。だんだんと涼しくなっていくので、大地の草も落ち着き、人間も落ち着きます。いろいろな自然界のメッセージも受け取りやすい季節です。
いつか自給を。
いつか移住を。
いつか畑を。
とお考えの皆さん、いつかは来ません。
始めるなら、今です。
「自然農を学ぶ・さとやま農学校」
少しづつ始めてみましょう。
突き1回のコースもあります。
まずは9月半ばからの見学会においでください。
受講の様子をご覧いただけます。

