農園の拡張と収穫三昧

さとやま農学校

こんにちは。

神奈川・相模原の里山で自然農を営む「すどう農園」です。

さとやま農学校」も収穫三昧の季節です。
収穫をしながら次の野菜作りのために農地を整えます。といってもトラクターをかけて整地するということではありません。基本的に自然農では畑をスッピンの剥き出しにはしないのです。かといって無法図の状態にもしません。自然農の初心者が良くやるのは、そこの勘違いなのですね。場を整える感覚は「大地の再生」のWSでも教わりましたが、とても大事です。たとえば調和のとれた森も整っていますね。それと同じことです。

そして、農学校の農地も拡張をしました。
正しくは、かつて農地だったエリアの復活です。イノシシに攻められたためにボコボコになっていたのを、フェンスを張りなおして農地として奪還しました。こういう作業は大勢の人手があればこそ可能です。今やほとんどの農家さんは高齢化して人手不足。こうした柵をつくる費用も労働力も厳しいのが現状です。大きな範囲をぐるっと囲んで護る地域営農もありますが、里山では森の中にパッチワークのように畑が分散していることも多いですから、その場合は難しいのです。
ですからこのように、年の皆さんと協働して農地が守れるというのは実にありがたいことです。しみじみ感じます。

都市住民と協働して農地を守る「さとやま農学校」

首都圏で自然農を学ぶ・さとやま農学校は来年2024年も3月から開講です。寒いうちから動きたい希望者の方は「プレ講座」として、1月からゆるゆると作業を始めます。いわば新春の身体慣らしです。現地での説明会を今月から始めます。既に週末の開催は混んできました。お早めに下のページからお申し込みください。どうしても日程の合わない方には年明けにオンラインの説明会もありますが、できるだけ現地を感じていただくことをお勧めします。

さとやま農学校2024説明会

タイトルとURLをコピーしました