春のニンジン・ジャガイモetc自然農の畑

さとやま農学校

こんにちは。

神奈川・相模原の里山で自然栽培を営む「すどう農園」です。

自給のための自然農を学ぶ・さとやま農学校。
昨日も首都圏から日帰りの皆さんが集まって野菜作りを学びました。
曇ったおかげで日差しもマイルド、とても作業のしやすい一日でした。
これから梅雨入りまでの畑は作業のラッシュです。真夏よりも忙しいのです。
しかも暑すぎないので、ついつい働きすぎてしまいますね。
仕事を終えた後のビールは最高ですが、腰を痛くしないよう、皆さんご注意です。

冒頭の写真はラッカセイの定植です。
さとやま農学校ではラッカセイを直播きすると鳥に狙われるので、苗を作ってから元気なものを選んで定植します。ラッカセイの苗作りも、ちょっとしたコツがあります。ラッカセイのようなマメ科の苗は、それにしても可愛いですね、ちょっと動物的な仕草です。

それから場所を変えて春まきニンジンの草取り。
ここは新規に開墾したエリアなので、農学校の皆さんにとっても非常にリアルな実践になるでしょう。春先に蒔いた種のうちの、どれがニンジンで、どれがコカブでシュンギクで・・・と見分けながらの草取り作業です。こうして野菜を育てながら畑全体を育てていきます。
そうして一緒に、人間も整っていきます。これが大事

ジャガイモの土寄せも、こまめに繰り返します。
土寄せをしながら鍬づかいを覚えます。鍬が土を削る音を耳と手の感触で覚えていきます。
うまくいくときは、とても良い音がします。梅雨が終わる頃には、皆さんかなり熟練してきて、とても良い音を出すようになります。

クリムゾンクローバーも花盛り。
こんなにあったか?と驚くほどの勢いで増え続けます。どうしても邪魔なクローバーだけ刈り倒します。勿論それは畑の大事な土に還っていきます。

春ニンジンに続いて、夏まきニンジンの準備です。

最後は夏野菜の鉢上げ。トマト、ナス、キュウリ、ピーマンは、ほとんどが自家採種の種なので、多めに作ってから元気なものを選んでいきます。

本講座を逃した方には、5月と6月それぞれの「オープンファーム」にご参加ください。
野菜を含めた色々な生命が動き出し、ともに生きる様子を五感で体験していただけます。

さとやま農学校・初夏のオープンファーム

日程の限られている方には、まず半日の農園説明もあります。
簡単な作業をご一緒しながら自然農と里山についてご案内します。

さとやまの自然農を巡る日

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