こんにちは。
神奈川・相模原の里山(相模湖)で自然農を営む「すどう農園」です。
自然農の基本の一つはタネ取り(自家採種)です。
「さとやま農学校」ではメジャーな野菜のほとんどの種を取って翌年に備えます。
沢山取れたら、身近な人とシェアもします。自然農の土に適したタネを代々繋いで増やしていくのです。
ダイコンは東京世田谷の在来種である「大蔵ダイコン」を栽培しています。スラリと円筒形の美味しいダイコンです。三浦ダイコンのような下太りでないので抜きやすい。これ大事。
そして美味です。もちろん、これも大事。
実際のところ、在来種の中には、どうしても食感の良くない品種もあるのですね。
かつて江戸時代には参勤交代によって、全国各地の在来野菜の種が持ち込まれました。それらが江戸近郊の農家によって栽培され、さらに交配と選抜を繰り返す中で独自のバラエティー豊かな江戸野菜が生まれたのでしょう。ちなみに、コマツナも江戸川区小松川地区の在来種です。今では交配が進んで、かつてのコマツナとはだいぶ姿も違ってきたようですが。・・・まあ、種の話は始めるとキリがないです。
「自然農を学ぶ・さとやま農学校」へのお誘い: いつでも入学できます。
首都圏から日帰りの学びです。 駅は中央線の相模湖です。静かな里山の畑で自然農を学びます。 理論ももちろん学びますが、まずは五感で感じてください。 コロナ以降、本当に五感を開くことができなくなっていると思えます。 この先の気候変動を人間らしく生きていくためにも、五感の復権は大事です。
「さとやま農学校」の受け付けは随時行っています。
どうぞ「自然農のお試し体験&農学校の説明会」にご参加ください。
固定種ダイコンの種採りに向けて(字幕動画)
