植物を観る・描く・対話する・2回目

こんにちは。
神奈川・相模原の里山(相模湖)で自然農を営む「すどう農園」です。

岡本妙子さんをお迎えしての講座「植物を観る・描く・対話する」の2回目を開催しました。

フィールドワークにうってつけの快晴の日。
まずは、妙子さんのお庭から連れて来てくれたコンフリーやドクダミとご対面。
ドクダミは普段、蕾の頃(まさに今!)チンキに漬け込んだ理はしますが、あまりゆっくり眺めるものでもありませんでした。
白い花びらと見えるものが実は…というような話は、一般の植物観察でもしますけれど、どうしてそうなったのか・・・植物には形成衝動(意思)があること、それは宇宙の律動(例えば天体の動き)などとつながっているのだというダイナミックな展開。これがゲーテ的世界の醍醐味なのですね。
ゲーテと言うと作家のイメージが強く、しかもあまり読まれていないですが(私も若い頃にファウストを読んだくらい)世界全体をどう読み書きに人生を尽くした巨人と思います。
正直、ゲーテも、その遺志を継いだシュタイナーも、ことさらに難解で、混乱します。
しかも日本でのゲーテの翻訳(筑摩書房のシリーズ)は、ゲーテ研究者の木村直司によるものですが、非常に固すぎて読みにくい。そもそも学者の翻訳はダメです。翻訳は素人の研究者などにやらせずに、プロの翻訳家に任せるべきでしょう。そこに行くと工作舎の翻訳はこなれていて読みやすいのですが、いかんせん高価です。

まあそれはそれとして、こんな風にゆっくり植物と対話すれば、リアリティの前では混乱した頭もほぐれるというものです。うっとりと植物世界に浸りましょう。

そして「すどう農園」のフィールドを散策して、思い思いに出会った植物を摘み、心地よいマルベリーの木陰でスケッチをしました。ここは先日「大地の再生と自然農」で整えたエリアなので、やはり気持ちが良いです。そういえば桑の実も、そろそろ収獲が始まります。

そして古民家「ご近所さん」に戻って、葉や花をハサミで切り分けて観察します。

メタモルフォーゼ・・・
葉がだんだんと、棘や花へと形を生えていくこと。その背景には、宇宙の大きな律動があること。この辺りからが、ゲーテ的な観察の醍醐味です。
正直、「なるほど」と簡単に納得できるものでもないのですが、そうでなくとも良いのだということでした。

それでもしかし、先人の知恵に導かれながら世界を読み書きするのは愉しいことです。もっともっと読み書きできるようになりたい。

農園の中ではエルダーフラワーも花を咲かせ始めました。
白い花を摘んでコーディアルにするのですが、その収穫作業がたけなわの頃には梅雨に入ります。

さとやま農学校の見学会

5月いっぱいまで開催です。
初夏の里山の講座の様子をご覧ください。
そのときに農学校の説明もします。
その後の見学会の再開は秋(お彼岸以降)になります。

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