固定種ブロッコリーとオクラの種取り

さとやま農学校

こんにちは。

神奈川・相模原の里山で自然農を営む「すどう農園」です。

自給のための自然農を学ぶ・さとやま農学校2023コースも、日曜、水曜、土曜、木曜と、4つのコースが、今日(12/3)から順送りに千秋楽を迎えます。受講生の皆さんと、この一年を振り返り、収穫をしながら、春に備えて畑を整えます。自然界は自分で秩序を律して動くものですが、芋を掘ったりするとどうしてもかく乱されますね。やや荒ぶれた、そのあたりの呼吸を鎮める作業です。そして大地が整うと人間も波長が同調して整ってくるようです。
夏にぐうっと伸びたオクラはまだ青空に伸びていこうとしています。既に枝葉は枯れているのですが、生きる意思とでもいうものを感じます。地面の下の根も、まだ頑張っているのでしょうか。微生物やミミズや昆虫たいちと土の中でどんな会話を交わしているのか・・人には伺えない地下のやり取りは、静かなようで意外に饒舌、賑やかかもしれません。

固定種のブロッコリーも気の早い子が、花を咲かせました。毎年、こういう子がいるのです。
この夏の猛暑でのアブラナ科の育苗は大変でした。その中で頑張ってくれた子は、大事に命をつないで来年に備えます。このままだとヒヨドリの餌食になってしまうので不織布でカバーして春を待ちます。

里山には、見渡すものの一切を鎮めるような霜や雪や木枯らしはまだ来ていません。ひょっとしたら何も来ないまま春になるかもしれない・・?さてさて、次はどんな季節が来るでしょうか。色々あるけれど、やはり里山の畑は愉しいし、深々と沈みこめるような安心感があります。この安心感、一体感を都会の皆さんにもじっくり感じて欲しいのです。

自給のための自然農を学ぶ・さとやま農学校2024コース

12月に入りましたので「さとやま農学校2024コースの現地説明会」に来られない方からも、お申し込みを受け付けます。公共機関をお使いの方は送迎の枠もあるために定員が決まっています。とりわけ週末のコースは込み合いますので、どうぞお早めにご検討ください。

さとやま農学校2024コース

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