
こんにちは。
神奈川・相模原の里山(相模湖)で自然農を営む「すどう農園」です。
昨日28日は、快晴のなかで「自然農を学ぶ・さとやま農学校」の皆さんのお餅つきがありました。
農学校の講座以外の活動は、受講生の皆さん(卒業生を含む)による自発的な活動です。
お餅つきは、いまや年末の納会として恒例行事になりましたが、始まったきっかけは、受講生の方が三重県のご実家からわざわざ臼を車で運んで来て下さったことからでした。

今回は6種類のお餅を搗きました。
お米は農学校の卒業生、南房総で就農した「東條ナチュラルファーム」さんのものです。
今年の猛暑のなか、イノシシやザリガニなどの害にも負けずに、無農薬栽培でたっぷりとお米を育ててくださいました。
東條さんご夫妻の早期退職から移住・帰農・古民家リノベの民宿開業までの山あり谷ありの新春トークが、お正月明けの1月17日(土)13時から国分寺のカフェスローであります。
15名様ほどの少数限定ですが、リアルな新春トークをしましょう。
詳細は以下のページです。

これは小豆を入れた赤餅。

みんな、農学校の卒業生&受講生とお友達。
60名様の大盛況でした
写真左の手前に移っているのが、今年もお餅つきを取り仕切ってくれた「黒めし」の黒坂さんご夫妻。
この日のために、1週間前から淡々と準備を進めてくださいました。
そして皆さんからの様々な差し入れもあり、いかにも一年の〆でした。
皆で火を焚いて、感謝しながら美味しく頂くこと。
これを、古い言葉で「アエノコト」といいます。
漢字で書けば「饗の事」つまり饗宴です。
神様の前で人々が同じ食事を頂くことです。
これは、古今東西で共通した大事な儀式でもあります。
いまや日常の食事から失われつつある「ともに食べる」という場は、
やっぱり大事なのだと肌身で感じる一日でした。
こんな風に、皆で作って皆で食べる時間と場所があるのが「さとやま農学校」の魅力です。
「現場の空気を感じたい」という方、どうぞ「見学会」においでください。
駐車場も送迎もあります。トイレもあります。
詳しい内容は下のリンクからご覧ください。

