秋の収穫・場を整える・分かち合う

さとやま農学校

自給の豊かさを味わう・さとやま農学校2023ショートコース

こんにちは。

神奈川・相模原の里山で自然農を営む「すどう農園」です。

自給のための自然農を学ぶ・さとやま農学校」2023年のショートコース3回目を終えました。
今日は絶好の畑日和。思う存分の収穫です。
9月の種まきから2か月で、見違えるような畑の様子。

肥料を使わずに落ち葉や草を循環させるだけで育てているので、シュンギクでも生でそのまま食べられます。エグミのない素直な味は、ホウレンソウも同じです。寒くなるほど甘みが増してきます。

持ちきれない・・という感じの収穫の季節です。自分で蒔いた種、というのはちょっと意味が違いますが(笑)まあ、まさにそういうことですが、こんな時はどうしましょう?
対応は人それぞれですが「ご近所におすそ分け」というのが多いですね。「豊かさは分かち合おう」というのがパーマカルチャーでも大原則ですが、今お互いが途切れがちな人間関係だから、日頃のこうしたちょっとした分かち合いは大事と思います。

ある瞬間で秋野菜がぐうっと伸びるポイントがあります。そこでいい感じに間引きできると後が楽です。そのときは、どれくらいの間隔があくようにどうこうして‥というアドバイスもありますが、それよりもやはり「整った感じがするかどうか」なのです。整った様子を身体で感じ取るのはやっぱり現場で場数をこなすこと。あとは人それぞれの整え方のセンスもあって、その人なりの雰囲気・人柄が畑にも表れるように思えます。農学校の場合は共同作業ですが、同じ作業でも、そのときどきで違う気配が漂うのが面白いですね。

今朝は初霜がありました。
まだ小さい野菜には不識布をかけてあげます。この中だけ小春日和。この先、関東の乾いた木枯らしで水菜などの葉物野菜はバリバリに乾いてしまうこともあるのですが、不識布は、乾燥を防いでくれる役目もあります。なるべく資材を使いたくないのですが、これがあるだけで年を越してからしばらく種まきの出来ない時期でも、野菜がみずみずしく育ってくれます。

さとやま農学校2024コース説明会

いよいよ今週末から「さとやま農学校2024コース」の開講に向けて現地説明会が始まります。
新しい皆さんとお会いできるのは、楽しみでもあり緊張もします。
すっきり澄んだ空の下で、皆さんのお話なども伺いながら説毎回を開催したいと思います。
どうぞ下のフォームからお申し込みください。

さとやま農学校2024コース・現地説明会

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