米ぬかボカシの作り方2025

こんにちは。

神奈川・相模原の里山(相模湖)で自然農を営む「すどう農園」です。

そろそろ育苗の準備です。
今日は「さとやま農学校」2024コースのフォロー講座でした。
昨年の暮れに修了された皆さんと、おさらいを兼ねての一日。

米ぬかを醗酵させて育苗の醗酵床をつくります。
米ぬかは南房総でオーガニックのお米を育てる「東條ナチュラルファーム」さんのものです。
米ぬかの醗酵具合は温度と匂いで判断します。
匂いは現場に来ないと見に着かないものですが、基本的には、人間にとって心地よい香りかどうか。
これが不愉快な匂いであれば醗酵でなく腐敗であると、大まかに捉えて良いです。
ちなみに、地べたも、様々な有機物が醗酵しているわけですが、あまり有機物を敷きすぎると雨の多い季節は腐敗することもあります。



近頃は自然農も段々広がりを見せていますが「草を刈って敷くだけ」と安直に考えていると失敗することもあります。特にカビは注意しましょう。植物の病気の8割はカビ由来とも言われています。いきなり草を大量に敷いてしまうと反動が来ます。なんであれ、過ぎたるは及ばざるがごとし。

米ぬかが醗酵して熱を出して来たら、落ち葉などを踏み込んでさらに醗酵させます。
それで熱が安定するわけです。その熱を利用して苗を育てます。

最初の種蒔きは今度の29日頃。旧暦の元旦・新月を目安にします。
今月からは2025年の「さとやま農学校・プレ講座」も始まります。冬もすっかり暖かくなり、作業はしやすくなりましたが、この先の2月はまた雪も降るでしょう。
最新に、大胆に、春を迎えます。

さとやま農学校は随時入学できるようになりました

これまでは3月にスタートしていた本講座ですが、4月以降も随時入学できるようになりました。
出来れば3月の実習スタートからしていただくのが良いのですが、年度の切り替えや「たまたま5月に農学校を知った」という方々もいらっしゃるので、随時入学できる形にしました。ただし人数が多い場合には、その限りではありませんのでHPでチェックもしくはお問合せください。
その場合でも、できるだけ事前に現地に来ていただくことをお勧めします。
どうぞ「自然農のお試し体験&説明会」においでください。

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