自然農ニンジンの種取り

さとやま農学校

こんにちは。
神奈川・相模原で自然農を営む「すどう農園」です。

自給自足の自然農を学ぶ野菜作り教室・さとやま農学校」でニンジンの種取りに向けて母本選抜が始まりました。タネを取るためのニンジンを選んで別の場所に植えなおす作業です。
どんなニンジンを良しとするか、その選び方と風土とのコラボレーションで畑ごとに違う個性のニンジンになります。同じところから入手したニンジンでも、別々の畑で年月をかけて種取りを繰り返すことで、ずいぶん違う味わいのニンジンになるのです。ヨーロッパでは代々受け継がれてきた種をエアルームと呼びます。家宝という意味合いの言葉ですね。人と大地と種の織り成す宝物。これが種取りの妙味です。

本来ならば、ニンジンが生えていたその場所から移動せずに種を採るまで置いておくのが理想ですが、種を採る7月まで畝をキープするのは難しいので、別の場所にまとめて植えなおします。ニンジンは、形や色合い、そして味、あるいは今年のように暑さに負けずに発芽し、元気に育てくれた個体を選びます。

さとやま農学校でも種取りは大事な課目に位置付けています。一緒に育てて種を採り、未来の人たちに繋げていきましょう。まずは説明会にお越しください。

さとやま農学校2024説明会

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