自然農を学ぶ・さとやま農学校の11月

こんにちは。

神奈川・相模原の里山(相模湖)で自然農を営む「すどう農園」です。

5月と11月はどこにも行きたくない、ずうっと畑に居たい季節です。
それくらい、このまま自分が土に埋もれてしまってもいいかなと思える毎日。
暑くも寒くもないので、永遠に働いてしまいそうですが、気が付くとグッタリ疲れている季節でもあります。そんなわけで、気が付けばブログもすっかり滞ってしまって、いつ何をしたのか、記録としての意味が薄れてしまいますね。
いんすたはこまめに少しづつ投稿しているのですが、じっくり深堀して書くのはブログだと思っています・・・が、やっぱり夜は寝てしまうし、朝は早く畑に出たくて気がせくし。こうして歳月が過ぎてゆく。でも毎朝、目が覚めるとワクワク楽しい。それは幸せなことと思います。

さて、冒頭の写真は「自然農を学ぶ・さとやま農学校」のひとコマです。
9月から10月にかけて蒔いた秋野菜・葉物が収穫を迎えています。
初心者の人は、とにかく色々な種を蒔いて、手で覚えること。種蒔き機などは使わずに、土と指を触れ合うようにして、タネを蒔く。慣れた人は少し上の方から種を蒔く(おろす、とも言います)のですが、まず初心者の皆さんは、指の感触を大事にしてほしいのです。大小の土の粒や、枯草、腐植、湿ったところ、ねっとりしたところ、虫もいる。ミミズもいる。そうしたすべてが土です。
つまり土とは=世界です。

ちなみに写真はルッコラ。
アブラナ科の中では虫に強い筆頭ですね。
同じアブラナ科でも色々な違いがあるのです。
不耕起を続ければ虫にやられなくなる、とか、あまりそういう万能な話はしません。
人間の健康・寿命もそうですが、な荷をしても完全・完璧というものはないです。
むしろ、完璧などは求めない方が良い。
その辺りも、農学校では学びます

ダイコンの収穫。
9月の頭に蒔いてもうここまで大きくなりました。
嬉しいですね。

サツマイモはベニハルカです。
大豊作。
サツマイモは、植え付けのタイミングと植え方がポイントです。
そして、収穫したらすぐに、畝を整えること。
この畝を、しっかり整えておくことで、来年の収穫が左右されます。

津久井在来大豆です。
後半になってグウンと追い上げてきました。
これは近日中にもう一度、投稿しますね。

自然農のお試し体験・再開します

「さとやま農学校の見学会」は、今年は12月3日まで開催します。
実際の農学校の実習の様子をご覧いただけます。受講生の皆さんの声も聞けます。
やはり現場の空気を感じて頂くことは、大事と思います。
その後、農学校が冬休みになるので、その期間は「自然農のお試し体験」になります。
まずはお試し。
少しクワなど道具を以って動いてみましょう。
あるいは炭焼き、剪定などなど。メニューはその時で変わります。
冬の農作業は、色々なメニューがあって面白いですよ。
「さとやま農学校」で自然農の土に触れてみましょう。

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