落ち葉を踏み込む・里山の自然農

自然農&里山暮らし

こんにちは。
神奈川・相模原の里山(相模湖)で自然農を営む「すどう農園」です。

青空の下の落ち葉かき。
いつまでもやっていたくなる冬の愉しみです。

道路際の落ち葉は、風が吹き寄せてくれるのでとても楽。
新しい落ち葉の下には、それ以前の落ち葉がすっかり腐葉土になっています。
たった数か月で、落ち葉が黒々とした腐葉土になるんですね。
これはとても大事なことです。
かつては「地表の腐植を1ミリ作るには何年もかかる」と教わったものですが、
それはあくまでも、外国の草地生態系での話であって、日本のように雨の多い風土であれば、そんなに気の遠くなるほどの歳月は必要ありません。数か月で腐植はできてくるのです。
だからこうした落ち葉を、冬の合間に地ごしらえとして、どんどん畑に還していきます。
「自然農では、畑に何も持ち込まない。持ち出さない」という考えもありますが、
むしろ自然界の大きな循環の一部になるという考えを大事にするなら、
落ち葉をありがたく持ってくる方が、自然界のダイナミズムが感じられてよろしいと思います。
ただでさえ現代人は、自然界とのつながりが体感できないのですから、落ち葉かきは貴重な場です。

農園の最果てで遊ぶ子供たち。
さとやま農学校」では、子どもたちはこんな感じで自由に遊びまわっています。

収穫もたけなわ。持ちきれない量の野菜たちです。
2月まで開催している「里山の自然農体験」でも、こうした作業を少しだけ経験できます。
「自給の自然農を学ぶ・さとやま農学校」の説明もします。
どうぞご参加ください。

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