日本ホウレンソウ(固定種)・無肥料栽培の旬

こんにちは。

神奈川・相模原の里山(相模湖)で自然農を営む「すどう農園」です。

寒いから美味い。

ホウレンソウの旬が来ました。

霜や雪にあたることでギュッと糖度も上がり、根っこまで美味しく食べられるホウレンソウになります。

無肥料栽培ですからエグミがありません。緑が濃くて大きな市販のホウレンソウと比べると別物みたいに小ぶりですが、まあ、たしかに別物です(笑)。

ただでさえホウレンソウなど植物由来の鉄分は非ヘム鉄なので、肉から摂るヘム鉄よりも吸収されにくい。加えて現在のホウレンソウはミネラル含有量も、時代を追って減っていることが、過去の栄養成分表と比較しても明らかなようです。

そのためにもホウレンソウに限らず、落ち葉や刈草、そして地域の竹を焼いた炭などで環境を整えながら栄養のある野菜を自給する。自給で大事なことは、大きさよりも質です。

俗に「午後2時のホウレンソウ」と言います。朝一番の太陽を浴びて、しっかり栄養を蓄えた「食べごろ」が午後2時頃。そのあとは日差しも弱くなるので、今度は翌朝にかけて栄養を使っていきます。夏の果菜類と違って「朝どり」は不向きだし収穫するのも大変ですね。むしろ朝一番は、しっかり焚き火などして気持ちを高めるのが良いです。

30年前に東京から越してきて、しみじみ感じたのは、朝からしっかり火を焚けるありがたさです。

付近に飲める水があること。火があること。そんな生命の基本形が普通にある生活。

都会を出て、少しづつでも自給したい方は、どうぞ「さとやま農学校」で一歩を始めましょう。

2月まで見学会があります。駐車場も送迎もあります。

詳しくは下のリンクをご覧ください。

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