
こんにちは。
神奈川・相模原の里山で自然農を営む「すどう農園」です。
昨日、9月11日の都心の豪雨は、大変な様相でしたね。
映像で見ただけですが、マンホールを吹き上げる水は、何かを叫んでいました。
あの後は、。おそらく元のように蓋を閉めて「何も聞かない聴こえない」ことになるのでしょうが、同じことは今後も場所を変えて起こります。
とんでもないヒートアイランドと、いったん急を告げたら水が行き場もなく奔出する都会。
ヒトも、物も、お金もアレもコレも集まる場ゆえの不安定。
それでも「都会は限界ではないのか?」という声はメディアから聞こえてくることはありません。
せめて、疑問を呈するくらいはあってもいいのではないでしょうか?
今さらメディアに期待するのが無理であれば、草の根で、小さな声でもいいから「都会はもういい」と言い出す人が、もっと増えてきて欲しい。実際に増えていますが、まだまだ少ないかと思います。
さて、里山では栗の収穫の季節を迎えました。
栗は、まだ残暑の残る今頃の収穫なので、けっこう暑いのです。
上の写真は、10年前の今頃です。
今ではすっかり親子で畑などしなくなりました。
こんな懐かしい時間は、もうない。
親子で畑というのは楽しいものです。
子供だって癒されます。
できれば観光農園でなくて、ごく普通の畑がベターですね。
虫を取ったり、花を摘んだり・・・放っておけば勝手に遊んでます。
食育のプログラムなど、ないほうがいい。
そういう学校みたいなのは、私だったら嫌です
その一方で思うのですが「勝手に遊ぶ」というのは、かえって親御さんの方が苦手だったりします。
大人になってしまうと、心の自由度が落ちてしまって、ゲームやスポーツみたいな一定のルールがないと遊べない。それも分かります。
そういう日頃の、なんとも言えないガチガチしたものを取り払う。
一度では無理でも、段々ほぐす場として、土の上は大事です。とりわけ里山は、色々なものがゴッタゴタに在るから愉しい。少しづつ風景の中に、色々なものが感じられてきます。
「さとやま農学校ファミリーコース」
10月はお休みしますが、11月からまた焚火などしながら、ゆっくり始めます。
特にプログラムというのはありません。
ゆっくり里山の農園で時間を過ごしてください。