ハクビシン対策成功!トウモロコシの豊作

さとやま農学校

こんにちは。
神奈川・相模原の里山(相模湖)で自然農を営む「すどう農園」です。
トウモロコシとジャガイモの収穫。
今日は「さとやま農学校」の卒業生の皆さんによるエリアで収穫・豊作でした。

このエリアは農園の一番はずれにあります。外には里山の森があります。何もしなければイノシシやハクビシンの思うままの世界です。昨年は、収穫目前のトウモロコシがハクビシンに襲われて全滅しました。

今年は本腰を入れて、柵の上を5センチ幅の電気柵で囲う「白落君」を設置しました。これは埼玉県の方々が開発された技術です。詳しくは過去のブログをご覧ください。

https://sudo-naturalfarm.com/20250620-2/

おかげさまで完璧に守り切りました。
このリベンジ、達成感は大きいです。

鳥獣害対策は、本当に心の折れるものなのですが、まずは相手の心理と基本形を知って、手堅く詰めていけば「守れる」ものです。全国各地の経験による「集合知」があります。「どうせだめだ」と諦めに浸る前に、やっていくことが大事。

ただしそのときに、仲間がいることは大事です。
じっさい周囲を見まわしても高齢化や過疎化による「戦う気力が失せた」という惨状で溢れています。
まずは小さなつながりで、ひとつひとつ、成功体験を積み上げることは大事ですね。

そしてもう一度秋に向けてトウモロコシの植え付け。「さとやま農学校」でも今朝の朝活でトウモロコシの種蒔きをしました。後半戦も守っていきたいところです。

9月から始まる「秋のショートコース」に参加いただければ、こんな様子も見ることができます。
全く初心者の方でも大丈夫です。
今年から古民家も使える体制になり、残暑や寒い日、雨のときでも、畳の部屋でゆっくりくつろいで座学もできます。詳しい内容とお申し込みは下のフォームからどうぞ。

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