自然栽培のトマトと大地の再生ほか

さとやま農学校
自然栽培のエルダーフラワーが今年も「すどう農園」で咲きました

こんにちは。
神奈川・相模原の里山で自然農を営む「すどう農園」です。

「自然農を学ぶ・さとやま農学校」で自家採種したトマトを段々と植え付けています。
5月25日の土曜コースではミニトマト「ブラックチェリー」を定植しました。雨に強く、甘酸っぱくて美味しいミニトマトです。

自然栽培の自家採種トマトづくりを学ぶ@さとやま農学校https://www.sudofarm.net/satoyama-organic/

大地の再生の気穴と自然栽培

昨年は7月に少雨そして8月に猛暑という厳しい気候で、全国の農家が悲鳴を上げたものでした。気候変動の流れからすると、今年もそうなるでしょう。トマトは元来が涼しい気候の野菜ですから、35度を越えるような気候は無理があります。
方策としては、プロの農家ならば、早めに苗を作って6月頃に収穫をしてしまうというのもあるでしょうが、自給自足では加温の育苗などできませんから、それは難しい。かといって市販の苗に無農薬というのは、ほぼありませんから、選択肢に入れません。その逆のパターンになります。秋の台風は怖いですが、底を備えれば、今や都内のみにとまとは冬を越すほど暖かくなったので、むしろ遅出し(抑制栽培)の方が無理ないです。あくまでも自給菜園の話としてですが。

トマトについてはこの先も折々のブログで報告をしていきます。
気候は厳しいですが、腕の見せ所でもあります。

自然栽培のキャベツ@さとやま農学校https://www.sudofarm.net/satoyama-organic/

キャベツも大きくなってきました。
はじめに20枚ほどの葉が水平に展開して身体の基本をつくり、それからさらに20枚以上の葉が出て結球します。無農薬栽培のキャベツの作り方の基本は虫がいないかどうか調べることも大事です。葉の具合を細かくチェックすること。さとやま農学校では無肥料栽培なので、ことさらに虫が付くことはありません。肥料をあげ過ぎるとてきめんに虫が来ます。堆肥でも、完熟でない場合には肥料分が強すぎて虫を呼びます。苗の育ち具合、葉の色などから観察していくことです。

桑の実はブルーベリーより美味しいです@すどう農園

桑の実・里山のアグロフォレストリー

桑の実の季節が今年も始まりました。
さとやま農学校」の放課後で皆さんと、防風ネットを使ってポトポト落ちてくる桑の実をキャッチします。ネットの張り方は毎年アップデイトしています。今年は単管を掘り建ててネットを張るシンプルな形式。

お隣の畑のサクランボは、毎年たわわに実をつけてくれるのですが、今年は異常なほどの不作です。これ程の不作は初めてです。梅が全国的に不作なのは美樹紀していますが、サクランボまでも・・・?

6月のオープンファーム募集中です

6月の「さとやま農学校オープンファーム」は、まだ募集中です。
平日コースと週末コースがありますが、振り替え自由です。
まずは一度体験してみたい、という方の一口サイズの講座です。
緑濃い里山で、ゆっくり深呼吸してみませんか。

さとやま農学校・オープンファーム6月

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