こんにちは。
神奈川県・相模原の里山(相模湖)で自然農法を営む「すどう農園」です。
梅雨が始まる頃が、キク科の野菜の種取りです。
シュンギクやレタスなど、冬を越した野菜のうちから元気なものを選び、種を採ります。
雨にあたってカビるのをふせぐため、一部をビニールハウスに置いて種を採ります。
上の写真はシュンギクの写真です。角ばった粒がタネです。
種を採る前は、こんな感じです。きつね色になるまでしっかり熟すのを待ちます。
こちらはレタスです。
同じキク科のタンポポに似た花の形ですね。綿毛もタンポポみたいですが、あんなふうにフワフワ飛びません。
綿毛の基部に着いたタネを採ります。小さな粒です。
この時期は、人間の手も汗をかきやすいので、せっかくのタネを無駄に湿らせないよう、ちゅいしながらタネを採ります。あと、よくあるのが風に吹かれて種を飛ばされてしまうパターン。さらに自宅の場合は新聞紙の上で広げて老いたら猫に荒らされるというのもありますね。種は、本当にか弱い存在ですから、大事に大事に取り出して、保管しましょう。タネを採ったらすぐに記録することも忘れずに。
自然農法を学ぶ・秋のショートコース
「さとやま農学校2024・秋のショートコース」は9月から開講ですが、講座に先駆けて7月からは、秋の種蒔きの準備や、基本事項の資料が読めるページをご案内しています。これは本こうzぁの皆さんと共通のものですから、ボリュームは結構ありますが、昨年からの資料が一通りご覧いただけるものです。年々の気候変動に対応して、農学校の授業の内容もアップデイトしています。最新の野菜づくり・自然農法の情報を、夏のうちにご覧になってください。
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