自然農のトマト・プランター栽培つづき

こんにちは。
神奈川・相模原の里山(相模湖)で自然農を営む「すどう農園」です。

最高気温が35度を超える日が続くようになりました。
里山は都市部よりはずいぶん穏やかですが、やはり昼間の畑は人影が消えます。
高齢化もあって、この日中に出るのは危険ですね。
これからは農村の労働リズムも、だいぶ変わってくるのではないでしょうか?
ほんらい、真夏の盛りが露地野菜の生産のピークですが、ここまで来ると消費者も食欲が落ちてくるし、あるいは旅行に出るなどして、野菜の「消費量」はがくっと減ります。市場でダブついた野菜は、米と違って保存がきかないから価格も暴落します。
あるいは雨が少なくて極端に収穫が減るなどの逆のリスクもあります。
そんな過酷な環境で、この国の農業を支えるには、野菜などの生産物への対価に加えて、農地を守っていることへの対価が支払われること、つまり農家への所得補償が必要と思います。農家が「生産者」と言うだけでなく、農村の緑や水源を守り、それがひいては都市部もふくめて国土を支えているのだという誇りが持てるような「農業者」の位置づけが必要です。

ミニトマトのプランター栽培
ベランダ栽培を想定して、ハウスの寒冷紗の下の日陰と、農地で同じものを育てています。
トマトは「太陽の缶詰」と言われるほど、太陽が好きな作物ですから日の当たるトマトの方が大きく育っているのは当然ですが、寒冷紗の下のトマトも、健やかに育っています。
この猛暑は、しばらく続くでしょうが、35度近くなるとトマトの花は稔性をなくします。つまり実がつかない。それを考えると、少しでも温度の低い方で栽培するメリットはあるかもしれません。

「自然農のプランター栽培講座」
ご好評につき追加開催します。
8月28日(木) 
午前10時から12時
国分寺カフェスローにて
講座の後は、カフェのランチも愉しめます。
詳細は下のリンクをご覧ください。


そして毎年のご好評にお応えして「さとやま農学校2025・秋のショートコース」も開催です
9月から112月まで月に1回・合計4回の開催です。
古民家「ご近所さん」での座学や休憩も入れながら無理せず、土に触れてください。
火曜と土曜の2コースあります。
どちらも10名様程度の参加になりますので、お仲間もできることでしょう。

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