サトイモ・古代野菜のさきがけ

自然農&里山暮らし

こんにちは。

神奈川・相模原の里山(相模湖)で自然農を営む「すどう農園」です。

だいたい毎年の立春の頃、昨年収穫したサトイモを食べ終えます。
暑い夏を元気に育ってくれたサトイモです。
感謝を込めて。


皮も剥かずに茹でる。
炭火があれば皮ごと炙る。
皮も美味い。
非常にシンプルです。

米が来る以前の日本列島はサトイモの仲間を常食していたそうです。
縄文時代の土偶のボディラインがふくよかなのは、サトイモ類の炭水化物をしっかり蓄えるため。
そして飢餓に耐えるふくよかな体形の者が生き残ったからという説もあります。

まあ縄文の話題になると、ここぞと乗り出してくるマニアが多くて面倒くさいから縄文の話はしません。古代古代と、おしゃべりの好きな人に限ってロクに畑もやらないですからね。
古代を夢見るなら、いまこのときに、大地と対話してみるのがいいですよ。
まずは静かに穴を掘って、地母神に話しかけてみましょう。
穴を掘る場所がなければ、農園に来てください。
たっぷり掘れます。そうして火を焚けば、それだけで何か一歩を踏み出した感じになります。

自然農のお試し体験と説明会でも、穴掘りを良くします。
大きめに思いっきり穴を掘って、たっぷり火を焚くのは、それこそ氷河期を生き延びた古代人の流儀です。大人も子どもも「穴掘りと焚火」というセットには夢中になります。
かくいう私も大好きです。
どうぞご一緒に

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