こんにちは。
神奈川・相模原の里山(相模湖)で自然栽培を営む「すどう農園」です。
すっかりブログ更新、日数を空けてしまいました。いつもと同じ言い訳ですが、5月と6月は、真夏よりも目まぐるしいのです。なにとぞご容赦。
すどう農園はフェイスブックもやっておりまして、投稿画面にはときおり、数年前の同じ日の自分の投稿が流れてきます。それをみると「疲れて倒れて泥のように一日眠る」などという記述があって、何というか、自分も非常に季節感のある暮らしをしているなあと(笑)、まあ、さすがに無茶の訊かない年齢になったので、倒れる前に仕事をセーブするようにはなりました。以下、駆け足で、このところの様子をご報告します。本当は駆け足でなくて、SNSでは話し切れない部分をじっくり書くべきなんですが・・・。
「自給のための自然栽培を学ぶ・さとやま農学校」で自家採種したナスの苗です。
ホームセンターなどで売っている苗と比べたら、とえも小さいでしょう?
さとやま農学校の受講生さんたちは、ほとんどの方が都会にお住いですから、ご自身で踏込み温床を備える余裕がありません。そうした方々にも再現できるように、この春から踏込み温床を使わずに、いわゆる冷床で苗を作っています。ビニールハウスは使っていますが、それでも床の温度の違いは大きいですね。市販の苗は言うまでもなく、冬のうちから加温された温室で、肥料もたっぷり与えられ、そして農薬処理もされている育ちですから、自然栽培の苗とは全然違います。収穫が遅くなるのは自然のこととして、まずは粗食・剛健で育って欲しい。
落花生の定植です。だんだんと土や草を寄せて、落花生の出来るスペースを作っていきます。
ゴマの定植。小さな芽なので、いきなり露地に蒔いたら雑草と見分けがつきません。フラワーネットでめどをつけながら定植します。
収穫したキャベツを石焼きして食べる。
ちょっと焚火は暑いけれど、秋に備えて皆さんに火おこしを覚えて欲しいものです。
秋には本格的な石焼きが始まります。これも愉しみですね。
コンニャクが今年も出てきました。年々、芽の数が増えてくるのが可愛いものです。
これも秋になったらコンニャクづくりにかかりましょう。
ニンジンの自家採種にむけて。今年も花が咲き並んでいます。間もなく夏蒔きニンジンが始まります。梅雨入りも間近なので、カウントダウンですね。昨年2023は雨がなくて本当に焦りましたが、それでも元気に育てくれた精鋭のタネを、今年もまた蒔いていきます。
さとやま農学校・見学会が始まります
「さとやま農学校」は、自給自足のための野菜作りを学ぶ講座です。東京屋神奈川・埼玉などから日帰りで参加できます。「実際の様子を一度見てみたい」という方のために、数年ぶりに見学会を復活します。今週末の22日から7月、8月と、短い時間ながら説明会をします。日程や費用、お申し込みは下のリンク先をご覧ください。