自然農の始め方・初心者の種蒔き
自然農の畑にいきなり直播きすると、初心者は「どれが野菜のタネか分からない」ということになりがちです。そうした事例を沢山見てきました。
よほど毎日のように畑に通える人であればいいですが週末だけの市民菜園などでは、一週間で草だらけになる。そんなことにならないために、まずは苗を作りましょう。
かといって、市販の培養土はダメです。
食品ではないので成分表示がありません。ほとんどの培養土には化学肥料が含まれています。
あるいは汚泥の再利用だったりする。 何でも買うのはやめましょう。
ちなみに、去年出た自然農法の本を見ていたら、プランター栽培の土で市販の培養土をお勧めしていました。これは自然農法とは言わないですね。どうしても他に手段がないなら仕方ありませんが、せめて土とは何か?と言う原点に立って、土を何とかして身の回りの素材で賄うところまでやって欲しいものです。
できるだけ自分でつくる。賄う。それを大事にしましょう。
微生物も、買う必要はありません。
特に微生物資材は、培養土と同じで、内容物が分からないのに買い続けるのは依存症です。
病気でもないのに、医者から売りつけられた薬がやめられない人みたいになってしまいますね。
市販品に依存せずに、身近な微生物(菌)や素材を利用して野菜を作るのが自給の原則です。
何かがないとつくれない、という不自由なものではないはず。知恵を絞って賄ってみましょう。
手前味噌ですが、そのための知恵は「自然農を学ぶ・さとやま農学校」で学べます。
2025年は3月から実習スタート、まもなくです。
4月以降も受付しています。いつでもお気軽にご参加ください。
事前の「お試し体験と説明会」を随時開催しています。
現場の雰囲気を感じてください。