
こんにちは。
神奈川・相模原の里山(相模湖)で自然農を営む「すどう農園」です。
「自然農を学ぶ・さとやま農学校」では秋まきに向けて準備が始まっています。
天気予報は最高気温を伝えますし、それはそれでもちろん大事なことですがしかし、
確実に日照時間は短くなり、朝夕の気温は下がっています。
だから、先日のブログでお伝えしたようにこぼれ種も芽を出してきたわけですね。
こういうサインを見逃してはいけません。


手作業でコツコツと40mほどマルチを張りました。これくらいやれば身体で覚えます。明日からは、もっと幅の広いマルチ張りを学びます。どんなペースでやれば無理がないか、自分のペースも掴めます。急ぎ必要はない。続けられるペースで休み休み体を動かすのが、いいんです。
「さとやま農学校」では、耕運機・管理機やトラクターなどは一切使いません。昔ながらのクワと鎌だけです。モットーは「90歳になってもできる農作業」
ただし、この暑さの対策で、草を抑えるためにポリマルチを使います。写真は、夏の地温を抑える効果もある白マルチです。
初めて手作業でマルチを張ったにしては、なかなか良いです。自給の畑で、40mのマルチを張ることは滅多にないので、貴重な練習になります。
ここまでできれば、たとえ一人でも、ゆっくり段取りを踏めば、風にも飛ばされないマルチが張れます。
こういうときに、事前に頭の中で作業の段取りをイメージすることは大事ですね。揃える道具の種類や、一つ一つの作業の段取りなど「ああしてこうして・・・」と、前の晩に思い描きながら眠るのは楽しいものです。
たとえばビニールハウスなども、よほどのサイズでなければ一人で建てられますが、これも段取りをゆっくりイメージして臨みます。それが安全にもつながります。
「さとやま農学校・秋のショートコース」は、体力に自信のない方も、お気軽に参加いただける内容です。小さな力で自給自足をするにはどうしたらいいか、そんなことも学んでください。