自然農を実践するときに「草を敵としない」というのは、とても意味が大きいのですが、どんな場合でも草を取らなくていい、何もしなくていいという解釈をすると失敗します。
何でもそうですが、いきなり字面から入らずに、現場でひとつづつ確かめながら進めましょう。
草と言っても膨大な種類がありますが、畑で出会う草の種類は限られています。
そしてその中でも、筆頭がイネ科の植物です。イネ科とどうやって付き合えるか・・・これは大事なことです。頭から敵視してもいけないし、無視してもいけない。野菜よりも草を大事にするのも(たまにそういうケースもあります)やはり失敗の元です。
そのためにも、まずはイネ科とじっくり五感で付き合いましょう。
触ったり、匂いを嗅いだり、抜いて様子を見たり・・・いったん情報は封印して、あの手この手で感じることです。 「自然農を学ぶ・さとやま農学校」は、まず何よりも現場を大事にします。
自分が草にどんなふうに相対するか、現場で自分なりに自然農を解釈・実践していけばよいと思います。
「自然農を学ぶ・さとやま農学校」はいつからでも参加できますが、まずは現場をご覧になるのが良いでしょう。 そのための場として「自然農のお試し体験と説明会」も開催していますので、詳しくはHPをご覧ください。
初心者の自然農・草と共生するために(字幕動画)
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