こんにちは。
神奈川・相模原の里山で自然農を営む「すどう農園」です。
すっかり農繁期に入り、家に帰るとぐったり疲れて、事務的なメール作業を終えると寝てしまう日々になりました。お伝えしたいことは毎日山ほどあるのに、なかなかブログも滞ってしまいます。インスタやFBもやっていますが、やはりブログはじっくり考えて書きたいものですね。そこまでの体力がないのが、この時期です。真夏と違って気持ちよすぎて、いくらでも畑に残ってしまうのです。それでいて風や紫外線は強く、意外に体力を消耗します。
そんな新緑の季節が大好きです。とくに自然農の畑は、野菜だけでなく、様々な生き物が溢れてきます。その様子が愉しいのです。
自給のための自然栽培を学ぶ農業体験・さとやま農学校は神奈川にありながら、東京や埼玉から日帰りできる首都圏隣接型の農園です。遠方では千葉、さらには広島や鹿児島などから参加される方もいらして、いつも頭の下がる想いです。
春ニンジンの種まき。
さっそく裸足になってじっくりと土を踏みしめます。
この上からニンジンの種を蒔き、また踏みしめます。裸足で感じる土は気持ちが良いものです。とりわけ自然農の畑は農薬や除草剤はもちろんゼロですし、堆肥すらあげていませんからすうっと馴染むのです。夜になっても足の裏がポカポカと暖かいです。
まだひっそりとした桑の木。あと一か月ちょっとで青々と芽吹き、美味しいクワの実がジャムになるというのが不思議です。
フキノトウはすっかり大きくなりました。フキと呼ぶべき段階ですね。
古代の野菜と言えばフキが筆頭だったようです。雨が多く、水と木陰の豊かな日本を代表する野菜。
夏まで茎葉が食べられます。
ネギ坊主もできはじめました。
ハサミでチョコンと切って集めるのが自給菜園の愉しみです。食べ方はネギ本体と同じく幅広いです。
さとやま農学校2024コースはおかげさまで満員御礼になりましたが、本講座を逃した方、5月と6月に一口サイズの農学校があります。「さとやま農学校・初夏のオープンファーム」をどうぞお試しください。冬のインフルエンザの大流行そして春先の寒暖差で疲れた心身をリセットしたい方、どうぞおいでください。