さとやま御膳2025・1回目

講座・イベント

こんにちは。
神奈川・相模原の里山(相模湖)で自然農を営む「すどう農園」です。

里山の幸を一緒に摘んで、一緒に料理して、一緒に食べる
「さとやま御膳」がスタートしました。
かつて2018年に町田の玉川学園にあった「小鳥喫茶室」さんとご一緒にコラボしたものでした。
今度は「すどう農園」に舞台を移しての再開です。

肌寒い寒さの戻る春の里山。
今年は寒暖差が大きい3月ですね。
でもこうして、温度差に揉まれることで私たちは心身のチューニングをしていきます。
ちょっとナッツのような香りのするタネツケバナ。
春一番の恵みです。
小さな花も葉の形も、ルッコラに生き写し。
それもそのはず、同じアブラナ科なのです。
なんとなく踏んづけている植物が、こんなに風味の在るものとはご存じない方がほとんどなのです。
大地の豊穣をゆっくり味わう季節の始まりです。

畑では、昨年の「さとやま農学校」にこぼれ種の菜の花がチラホラと。
これはハクサイの菜花です。
太くて甘くて、アスパラみたいに旨味があります。
ハクサイを蒔き遅れると結球しないで開いたままでいますが、春になれば美味しい菜花が出てきます。
もちろん結球しないハクサイも、軟白状態ではないですが、陽を浴びて美味しいですね。

かまどで蒸す。
温泉に行くと、蒸気で蒸した野菜がありますね。
ほのかに硫黄の匂いなどして、得も言われぬ風味ですが、さすがにここでは硫黄はないので、
シンプルに薪の力で蒸し上げます。

ご存じホトケノザ。
甘い。
甘酸辛苦渋の五味が揃います。

かまど奉行は「黒めし」の黒坂さん。
何を造るかの打ち合わせはありません。
今日その場で採れたもので、パッと賄ってくれました。
野草と言うと「てんぷら」がよくあるパターンですが、それは今回やりたくなかったですね。
で、色々なバリエーションを出してくれました。さすがです。

さて次回のさとやま御膳
4/19、5/17、6/14
すべて土曜日です。
まだ空いています。
何が出てくるか、いまから楽しみ!!

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