気候変動と自然農 その2

さとやま農学校

こんにちは。
神奈川・相模原の里山で自然農を営む「すどう農園」です。
自然農を学ぶ・さとやま農学校」も夏モード・半日シフトになりました。
暑い中を通ってくださる皆さんに敬服します。
夏が短くなった分、秋はゆっくり畑を愉しんでいただけるようにしたいと思っています。
採れた野菜を、焚き火や石窯で美味しくいただきたいものです。

上の写真はオクラの収穫風景です。
島オクラといって、一般のオクラよりも大きめになっても食べやすい。
オクラ農家さんは毎日収穫するので長さも揃っていますが、自給菜園ではどうしてもオクラgあ大きくなってしまうことが多いです。それでも食べやすいのがシマオクラの良いところです。
自然農法で肥料をあげなくても3mを越える高さになります。
ただしその高さでは手が届かないので、途中で整枝します。

タネ取りを続けている「千両2号」です。
これは在来種というよりも、タキイ種苗が昭和に発売したロングセラーです。
交配種ですが、自家採種しやすいです。

先日の大雨で、急に野菜たちがビックリしたように大きくなりました。
ヘチマなどは放っておくと、すぐに強大になるのd絵、それはもうヘチマタワシにします。
夏野菜たちは、太陽のエネルギーをじっと蓄えてているよう。
そしてひとたび雨が来ると爆発したように育つのです。
ちなみに、写真の受講生さんのかぶっている笠は、白川郷の笠だそうです。
これは素敵な笠、模様がおしゃれですね。

ブロッコリーのスーパーセル。
さとやま農学校」では種を蒔くところから一緒にやります。
そうすると苗を育てるのがどれほど難しいかが分かります。
市販の苗は基本的に農薬を散布して育てます。
しかし無農薬栽培の場合には虫のリスクもあります。
特に真夏のアブラナ科は敵だらけ。
真夏は草取りだけでなく育苗も難しいのです。

これまでは、できるだけ使わないようにしていたマルチです。
しかし草取りの大変さを考えると、マルチをした方が良いと判断しました。
もちろん、今回の真夏の育苗など、限られた条件で使います。
畑じゅうにマルチを張るわけではありません。
皆さんにはできるだけ土に触れて欲しいですから。

さとやま農学校・秋のショートコース2024は満員になりました

おかげさまで、9月からの「さとやま農学校・秋のショートコース」は満員になりました。
引き続き、1月からの本講座に向けて、見学会を9月から再開します。
どうぞ、お好みのタイミングでご参加ください。

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