固定種のキャベツとキュウリ・自然栽培の育苗

さとやま農学校

こんにちは。

神奈川・相模原の里山(相模湖)で自然農を営む「すどう農園」です。

自給の自然農を学ぶ・さとやま農学校」での防虫ネット越しに撮影したキャベツの苗です。
品種は「富士早生」、猛暑の中でも健やかに育ってくれています。

立秋を過ぎて待望の雨もあり、すうっと地面の潜熱が抜けたようです。
もちろんまだまだ、暑さは寄せて返すことでしょうが、草取りばかりに追われていると、秋の仕込みを逃します。どうしても作業は朝か夕方になってしまうので、作業時間とエネルギーの配分には頭を使います。しかし、大変な暑さとはいっても、24時間ずっと30度を越えるわけではないのです。

こちらは地這いキュウリの苗です。
「地這い」というのは、もともと秋の台風の時期に倒れない工夫として、さらに地表近くは地温の影響で夜でも暖かいという点を利用したものですが、温暖化の影響で、さらにこんな遅い時期でもキュウリが作れるようになりました。軸足の太いもの、双葉の左右が揃ったものを選んで定植していきます。

雨が来て、すうっと暑気が引いたときに、サッと手を打つ。
また太陽が戻ってきたら、息を潜める。
まるで孫子の兵法ですが、決して勝ち負けではなくて、あくまでも呼吸を合わせる。
それが難しいけれど、面白くもあります。

周囲の農家仲間との会話も、秋の作付けの話題がメインになってきました。
少しづつ、身体を動かしていきましょう。

さとやま農学校・秋のショートコース」は、まったくの初心者の方も、市民農園でうまくできない方も、特定の農法に偏らずに基本を学びます。そのほうが、なにかで行き詰った時に応用力が効くのです(絶対に失敗しない農法などはありませんから)。

そして自給を目指す人、土に触れたい人とのご縁もできます。
オンラインと違ってリアルな土の上で出会うことの意味は大きいです。
暑い中で一人で畑をやっていて、へたれてしまった方。
この暑さでは無理もないですね。
そんなときに、ちょっと振り返ってみるのも良いでしょう。
詳しい内容とお申し込みは下のフォームからどうぞ。

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