
こんにちは。
神奈川・相模原の里山(相模湖)で自然農を営む「すどう農園」です。
地元の在来大豆「津久井在来」が育ってきました。
これまでのブログでも何度かお伝えしてきましたが、今年から「土中緑化&摘芯断根」という手法を取り入れました。生前、イネの不耕起栽培を全国に広めておられた故・岩澤信夫先生の提唱された手法です。
「自給のための自然農を学ぶ・さとやま農学校」の講座の一環として、今年からこの方式で津久井在来大豆を育てています。
ここまでやって見えてきたことは、やはり「土中緑化」のプロセスが難しいですね。
どうしてこれが必要なのか・・・それが農学校の皆さんには五感にピンと来ないかな、と思います。
岩澤先生のような方の感覚が広く世間に広まるには、そこのギャップと技術的な溝が埋まるといいのですが。

これは今日の畑の様子。
ガッチリした株が、枝葉を増やしています。
一番最初に定植した苗ですが、この後、日時をずらして数回に分けて定植しています。
後から植えた苗も、これを倣って健やかに育って欲しいものです。

このところの豪雨が過ぎて、今日は昔ながらの暑さでした。
帽子をかぶって作業していれば風が心地よい。
さて明日は、夏バテ気味のキュウリの世話かな。
毎日、毎日、色々な野菜と話ができるのは楽しいことです。
農園の作業に追われていると、夏休みなどはありません。しかし。
暑い中、どこに出かけるよりも、私はここにいるのが愉しい。
このまま吸い込まれるように季節は流れて、あと2か月で「秋のショートコース」が始まります。
都会の暑さに疲れ切った方、どうぞおいでください。
月に一回のリトリートです。