
こんにちは。
神奈川県相模原市の里山(相模湖)で自然農を営む「すどう農園」です。
昨日(1/14)開催・タネの譲渡会@国分寺カフェスロー
小春日和の満員御礼でした。
リピーターの方も、はじめましての方も、タネを手にして和やかな交歓。
ちなみに「譲渡会」ですので、タネを全く持っていない方も参加できます。
シェアシードの末木さんのお話も、いつもながら沁みてきます。
彼とは長いお付き合いで、すどう農園ができる20年以上前、パーマカルチャーセンタージャパンの活動で知り合ったものでした。末木さんは昨年は「さとやま農学校」でもタネのトークをしてくださって、素敵なたねBOXも作ってくださいました。
今日の催しのために、末木さん宛に遠方からタネを送ってくださった方、添えられた手書きのお手紙を拝見しながら、想いのこもったタネをありがたく頂戴しました。
こういう小さなつながりが、いま無数に広がっています。
さてさて、いきなり時代は遡りますが・・・。
「すどう農園」がタネに惹かれたのが40年前のことです。
千葉大学の園芸学部で育種学を学ぶ中で、その時代でもう既に「在来種が世界中で激減している」ということを知ったのでした。つおじてゃ既にバイオテクノロジーという言葉が脚光を浴びていて、新しい植物を技術で作っていく。そんな希望がある一方で消えつつある在来種を守る、というのは「なんだか後ろ向きに思えますか?と教授は私たち学生に問いかけたものです。
しかし、私にとっては、後ろ向きなどでなく、とても大事なことであると瞬間的に「腑に落ちました」
この辺は長くなるのでnoteに書いた文章あります。
よろしかったらご覧ください。
高度成長期の下町生まれが里山の自然農に辿り着くまで
https://note.com/sudofarm888/n/n10653a586ee8
こうして大学で学びながら、その一方で各地の有機農家さんを訪ねました。
(当時の大学では有機農業というのは、ほとんどマイナーな存在で学びようがなかった)
そのなかで昔ながらの固定種・在来種を育ててタネを取る農家さん方もおられることを知りました。
ついこないだのようです。
ですから、若い皆さん。
歳をとるのはあっという間なので、農的な生き方に興味があるなら「そのうちに」などと悠長に構えていてはいけません。まして地球がどんどん変な方向に変動しているのですから(そのこと自体は若い皆さんのせいではありませんけど)
40年前から思い起こすに、当時は有機農業研究会などで、今もご活躍の雲仙の岩崎さん、千葉・三里塚の小泉さん、東京世田谷の故・大平さん、埼玉の故・金子さんなどが苦労されて在来種を繋ぐ活動をなさっておられました。その後苦労があればこそ、今こうして私たちがタネを囲めるのだと言えましょう。
昨日も、集った皆さんの、ほとんどが農家さんではありません。
小さな畑や、これから何かを始めようとする人たちです。
こんな風にタネを囲んで小さく集まる場が、いま各地で無数に広がっています。
広がりながら、途中で立ち消えていくこともあるでしょう。
いいんです。またどこかで新しい火が起きるから。
すなわち、小さいことは勁(つよ)い。
タネを守ることは、どこかで一元的に管理することも大事でしょうが、それはそれとして、こうして草の根で誰が中心になるわけでもなく続いていくことが大事と思います。
小さくつながって、タネを蒔き、育て、失敗したらまた蒔いて、繰り返していきましょう。
そして、いつもお世話になっている国分寺のカフェスローさん
今年も、色々とご一緒できそうです。
まずはあさって17日(土)のイベントも2名様、残席があります。
「退職。移住、就農、古民家リノベ」を巡る新春トーク。
さとやま農学校の卒業生で、今は南房総で「東條ナチュラルファーム」を営むご夫妻の話です。
是非おいでください。
さとやま農学校に月1回コースができました
自然農を学ぶ・さとやま農学校
「月1回コース」新設です
介護で忙しい!
仕事がハード!!
そんな方ほど、都会を離れて里山の土に触れることが大事と思います。
かつての自分もそうでした。
忙しい人ほど「月1コース」。
おすすめします。
月1回でも来られない時は、休学・繰り越しOKです。
つかず離れずで続けてください。
そして、従来のコースは、今まで通り受講回数が無制限です。
どれだけ受講しても、期間内であれば費用は変わりません。
4つの曜日をすべて通ってこられる熱心な方もおいでです。
今年から、それぞれの一歩を。

