ビニールハウスの修繕

さとやま農学校

こんにちは。
神奈川・相模原の里山(相模湖)で自然農法を営む「すどう農園」です。

今年は暖かい冬だと思っていたら、昨日は夕方から空は急変してみぞれ交じりの冷たい風が吹き荒れました。能登地震に被災された皆さんに降る雪を、少しでもこちらで引き受けたい気持ちですから、本当にそういう雪であれば良いのですが・・・今朝はもう晴れてきたようです。

そんな雪が降る前「さとやま農学校」の卒業生の皆さんと一緒にビニールハウスの天井の張替えをしました。ビニールハウスのフィルムは、だいたい3年に一度くらいのペースで張り替えます。
一口にビニールといっても「農業用ビニール(俗に農ビ)」と「ポリオレフィン(俗に農ポリ)」の2種類があります。どちらも一長一短ですが「すどう農園」では農業ビニールを使っています。
理由のひとつは農業ビニールの場合、原料の40%ほどが「塩(塩化ナトリウム)」なのです。脱石油・脱プラスティックの意味もこめて農業ビニールを選択しました。保温性と保湿性も、ビニールの方がやや良いようです。ただし農業ビニールは農ポリに比べて重いのです。なかなかひとりで張り替えるのは簡単でない。

いちばん初めにビニールハウスを建てたときも、色々な方が手伝ってくださいました。一つ一つに思い出があります。何もない場所に建てるのと違って、既に使っているハウスをリフォームするのは、野菜の苗があったり道具があったり、あちこち破けていたりと、ややこしいものです。まあそういうのを考えるのも面白いのですが・・・。

そして今回は、とにかく風が吹いてくる前に張り替えようと思ったので、写真を撮っている余裕がありませんでした。このあたりの内容は、もう一つのハウスの張替えをしたときの模様が過去ログに書いてありますので、ご覧ください。
ビニールハウスの張替え(2021年12月)


過去ログでビニールハウス関連の記事は他にもありますので主なところを下に。
ハウスを建てたり雪で潰されたり、それを解体したり、移築したり、なんだかんだとハウス関係の作業はそれなりに経験を積みました。これはこれで面白いのです。無事に作業を終えて、焚火でささやかにお茶の時間。まるで農村の共同作業のようで、これも良い時間です。

作業をご一緒したさとやま農学校の皆さんと焚火で一息

ビニールハウスの移築 2021年1月・以下同様
https://www.sudofarm.net/20210106house/

青空の下でビニールハウス移設
https://www.sudofarm.net/20210122house/

ビニールハウスの骨組み。もう一息
https://www.sudofarm.net/20210127house/

さとやま農学校2024説明会を臨時開催します

暮れの説明会はインフルエンザの流行でキャンセルされた方が多かったので2月に臨時開催します。
雪や風邪などのことも考えて複数のご予約もできます。
あるいは説明会抜きでのお申し込みもできます。とくに週末コースの公共機関ご利用の枠は残席が少ないので、お早めにご検討ください。

首都圏から日帰りで自然農を学ぶさとやま農学校2024

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